食事を済ませ、湯を沸かし、イタリア系の娘さんに煎じてもらったコーヒーを飲みながら
「早く車に戻ってもなにもできないし、折角2時間歩いてきたんだ! よし!嵐になろうとも小屋に避難すれば遭難もしないだろうし、夕方までやってみよう!!」 そう決心して#14アダムスパラシュートを結び釣り開始! ・・・それから数時間 波のあまり立っていないところを探し歩き、叩いたり待ったりしましたが 曇りのブラインドで何も見えないし当然何も起こらずしまい・・・ 相変わらずの雨と風の音だけで、時間だけが過ぎて行き時刻も4時になろうとしていました。 実はずっと波立たないところばかり探していましたが、 対岸にあるちょっとした岩場もずっと気になっていました。 以前youtubeで岩場の上から釣っているシーンを見ていたからです。 ぐるっと廻って1kmはありそうですがこれがきっとラストチャンスになると思い、思い切って移動することに! すると歩いていると雨雲も走り抜け、時折晴れ間が刺してくるようになりました。 (再三泣かされてきたけど神さまも最後には味方してくれるのかも?たぶん??) 移動して正解でした。 岩の上だと、波打ってても日が射すと反射が消えなんとなく水中が・・・ 風も時折弱まったりもしてきました そして!「っぽい」箇所を擬死して探していると 細長い岩かな?と思って目を凝らして見ていたら「ユラッ」と・・・ デ、デカい!同系色のブラウンが底に・・・ 観察していると10m区間内を回遊しているようです (写真中央部ですが偏向しないと写りませんねw)←画面を偏向グラスをかけてご覧くださいませw ・・・「ん〜やっぱ見えないよね」ww しかし雲ってしまうとまた見えなくなり、日が射すのを待って クルージングコースの3m先にヒラヒラ風になびかせながら余裕をもってプレゼン! すると近づいてきて、鼻っ面まできて、その後一目散に振り返って遠くに行ってしまわれました。w アプローチは完璧だったと思ったのに・・・ 気配を察知されたのか・・・ アダパラのオレンジマーカーが眩し過ぎたのでしょうか・・・ 時間もあまりないので落ち込む余裕もなく、気を取り直して次の鱒を探す事に! また別のがいました! お〜!これまたロクマルはゆうに超えています! っが、晴れ間が刺さず残念ながら見失ってしまいます(笑) そして岩場の区間の最後 ちょっと入り江っぽくなっており風の影響もさほど受けない唯一のところでした この最後の砦であろうところで!初めてライズを見ました。やる気のありそうな奴!! きっとこれがラストチャンスだということを肝に銘じて、 直感的に結んだフライは迷わず!「了さま特製川辺ヨンマル蜂フライ」 この寒さでは蜂などはみませんでしたが、、、w 、魔力をお借りして・・・ ・・・皮一枚のフッキングでした(ホッ) 「三度目の正直!」(日本にはいいジンクスがあるもんですw) 魚には悪いと思いましたが、しばらく抱きかかえて離すことができませんでした 心を込めて・・・ ありがとう・・・ iphone photos
by goosemaker
| 2014-01-20 07:55
| flyfishing trip
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